2008年10月27日 (月)

家づくり教室

私たちが運営するNPOかごしま快適住まいネットワーク主催、南日本新聞社・南日本放送・鹿児島テレビ放送後援による、「知らぬと後悔! 安心の家づくり教室」が昨日開催され、多くの方々の好評を得ました。

今回のテーマは三つ。

まず、来年10月以降引渡しの住宅に義務付けになる住宅瑕疵担保の資力確保の法律とその保険の解説。Dscn2308

欠陥住宅を建てられてしまったとき、更に建設会社が倒産していたときでも補修費を支払ってくれる保険。すでに保険法人5社が国から指定を受け、保険商品もあるので心配なら今日でも保険契約できますよの詳細なお話し。 

財団法人鹿児島県住宅建築総合センター 住宅審査課の蔵元靖三さんが説明してくださいました。

次に「FPから見たライフデザインとマイホーム」という題目。

Dscn2312 家族でライフデザインを描くこと、その検討・実現にはライフイベント表をつくることが重要。マイホームをもつことのメリット、マイホーム取得にかかる諸経費(火災保険等)を安くする裏ワザや貯蓄の裏ワザなどのお話し。

㈱ライフ プラザ パートナーズ のFP(ファイナンシャルプランナー)の東(あずま)圭太さんが熱く語ってくれました。彼は鹿児島県立短期大学非常勤講師でもあります。

最後に「誰も教えてくれない住宅ローンの落し穴」

「借りられる金額」と「無理なく返済できる金額」は異なること、その無理なく返済できる借入額の計算方法、金利1%が及ぼす家計への大きな影響、今が得か?2年後・5年後が得か? 具体的なシミュレーション結果をもとに解説。

これは主催NPOの理事長の私、深野木信が精一杯務めました。

どの内容も、銀行や住宅会社が伝えない(伝えられない)ことばかりで、アンケートでは「とても勉強になった」「もっと時間が欲しかった」「またあるなら参加したい」などと好評でした。

Npo081026昨日の南日本新聞朝刊記事にNPOかごしま快適住まいネットワークの活動が掲載されました。

2008年10月23日 (木)

地球温暖化

今日は午後から鹿児島市宮之浦の鹿児島県自治研修センターへ出向き、県及び市町村の建築技術職員の方への講習をしてきました。

環境対策関係講義をということだったので、「家づくりから考える地球温暖化対策」というテーマにしました。

地球温暖化の現状と今後の予測、エコな暮らしとエコな家を実現し快適に住み続ける手法など80分話してきました。

更にエコな発想で行政に取り組むきっかけになってくれたらうれしいです。

そうそう、21日のブログで紹介した賞状の日付間違い。(財)鹿児島県住宅・建築総合センターさんに連絡したら、6時間で新しい賞状を届けてくださいました。理事長さんからはお詫びの電話をいただいたりで恐縮するとともに、迅速な対応に驚きました。

Scan0327_001住宅センターさんありがとうございました。

2008年10月21日 (火)

木造住宅耐震診断

今日は(社)鹿児島県建築協会で木造住宅耐震診断の講習をしてきました。3時間しゃべり詰めで、さすがに喉が痛くなっています。

鹿児島県民が居住する住宅の耐震化率は推定で70%程度。鹿児島県は平成19年3月に策定した「鹿児島県住生活基本計画」で、その耐震化率を90%まで引き上げるという数値目標を打ち出しています。

耐震化率を高めるには、まず、旧耐震基準で建築された昭和56年以前の住宅の耐震診断をすることが急がれます。鹿児島県建築協会では、県の掲げた数値目標達成の下支えをするために、昨年度より耐震診断にかかる費用の助成を始めています。

標準的な木造住宅の耐震診断に掛かる費用45,000円のうち、3万円を協会が負担するものです。鹿児島県が開催する「木造住宅耐震技術講習」を受講した協会会員事業所の技術者を対象に、協会が開催する「耐震診断講習」を受講したものが診断を行ないます。

今年度からは、鹿児島市も耐震診断費用と、耐震補強工事にかかる費用の一部補助も始まりましたが、なかなか広まっていかない状況です。

※昨年弊社で、耐震診断を行い、それに基づく耐震補強工事を行なった住宅が、先週開催された「かごしま住まいと建築展」の「住まいのリフォームコンクール」において【特別賞】をいただきました。

Scan0323_001_2 日付が平成19年になってる・・・

2008年10月 8日 (水)

笑いすぎ!?

昨日このブログでご案内した「住宅瑕疵担保履行法」などを学ぶ「家づくり教室」をPRに南日本新聞社に伺った際の、世間話?が南日本新聞経済ページ”サロン”で紹介されました。

写真は撮ってくださいましたが、まさかあのような形で掲載されるとは思ってもいませんでした。

友人からは「笑いすぎ」「笑顔の写真に笑ったヨ」などの感想メールが・・・

確かに「笑いすぎ」ですよね。何がうれしいのか・・・

373news02_2

2008年10月 7日 (火)

住宅瑕疵担保履行法

欠陥住宅を保証する法律が来年10月1日施行されます。

住宅会社や不動産会社が新築住宅を引き渡すときに、10年間瑕疵担保ができる資力確保(保証金の供託または保険加入)を義務付ける法律です。

すでに2000年に制定された住宅品質確保促進法により、「構造耐力上主要な部分」と「雨水の進入を防止する部分」の瑕疵(欠陥)について、新築住宅を引き渡す住宅会社には10年間の瑕疵担保責任(保証)が義務付けられています。

しかし、マンション耐震偽装事件では販売会社の倒産・破産により、住宅所有者が保証を受けられない事態となりました。
そこで、国土交通省が定めたのがこの法律です。

10年の間に住宅に瑕疵(欠陥)が見つかったときに、もし住宅会社が倒産して補修ができないとしても、保険または供託金から瑕疵の補修費用などが全額でるのです。

すでに保険法人が4社(下記)国から指定され、住宅瑕疵担保履行法に基づく保険商品を取り扱っているので、保険付き住宅を所得することができます。

しかし、保険を掛ける(保険料を払う)のは新築住宅を供給する住宅会社や不動産会社であり、義務付け前の来年9月迄に完成・引渡しをうける住宅の契約の際には保険の存在を知らされない可能性もあります。

保険制度は、着工前に保険法人に申し込みをし、決められた工程で現場検査を受けて合格しなければいけません。

近々マイホームをとお考えの方は、後悔の無いよう制度を良く知っておく必要があります。

そこで、これらを学べる「知らぬと後悔! 安心の家づくり教室」をご紹介します。

これは、NPOかごしま快適住まいネットワークが主催、南日本新聞社・南日本放送・鹿児島テレビ放送が後援するセミナーで、10月26日(日)午後1時30分から、鹿児島県市町村自治会館(県庁前)で開催されます。(詳細081026course.pdfをダウンロード

履行法のほか、住宅ローン経費を節約する裏ワザ資金計画のコツなど知らないと損をする情報がたくさん得られます。託児室もありますので安心してお越しください。

10月6日付南日本新聞で紹介されました。373news01_2

国土交通大臣指定保険法人

2007年11月 1日 (木)

こころ入れ替えて

6ヶ月もサボってしまったブログ。
こころ入れ替えて再開します。

今日の最大のイベントは、私の住む街の20星峯東小学校の創立20周年記念式典。

おやじの会や読み聞かせ隊、スクールガードのみなさんに見守られ、心豊かな子どもたちが育っています。

2007年4月27日 (金)

GW前半は住宅見学会へお越しください

いよいよ明日よりゴールデンウィーク突入。今日の朝刊には県内の企業・事業所の休日予定表が掲載されてましたね~。(比較記事にする意味がいまいち理解出来ないけど・・・)4/28~5/6までの9連休ってとこもありましたね。”ゴールデンウィーク”じゃん!。

この「ゴールデンウィーク」という言葉。もともとは映画業界で使われたものだそうです。1951年(昭和26年)のこの時期に上映された映画「自由学校」が大ヒットしたため、当時の大映専務松山英夫氏が命名した造語(和製英語)。映画業界の宣伝になるとのことで、NHKや一部の新聞では「大型連休」という言い方で統一しているそうです。

さて、みなさんのGWのご予定はいかがでしょうか?まだご予定が無い方はぜひ住宅見学会へお越しください。春山町で4/28~30の3日間お待ちしていますのでよろしくお願いいたします。

詳細は当社WEBをご覧ください。

2007年4月22日 (日)

宿泊体験オープンハウス2

春山町の”宿泊体験オープンハウス”に、昨日から1泊で南新町のFさんご家族がお泊りになりました。Fさんご家族はご夫婦と3歳のお嬢さんの3人家族。大きな窓の露天風呂の雰囲気のある浴室がとても気に入られたようです。

宿泊体験に興味のある方はホームページをご覧ください。4月28日(土)~30日(振替休日)の3日間は完成見学会(リビングかごしま4月21日号8ページをご覧ください)です。皆様のお越しをお待ちしています。

以下はFさんのご感想です。

・自分の家を建てる前に自分の家族に必要な部分、不要な部分が分かりとても役立った。人の家という事で、少しキズなど気を使う事がありました。

・窓を開けて入れるお風呂がとても良かった。

・浮造りの床がとても気持ちが良かった。

・適度な量の木の使い方が良かった。

・玄関ポーチがとても素敵で気に入りました。石やガラスを使って子どもと手作りしても記念に残っていいなぁと思います。

・(天然乾燥材の)色がとてもきれいで使ってみたいと思った。

・特に床材の風合いが好きでした。数年後どうなるのか楽しみです。

以上が全文です。Fさんご記入ありがとうございました。

2007年4月16日 (月)

子ども部屋考

ダイニングの食器棚の横に本棚を置くことになりました。照明のスイッチが隠れるため、電線を延長し本棚の中を通し、本棚の側面にスイッチボックスを取り付ける工事を電気やさんにお願いしました。

なぜスッチを移動してまで本棚をダイニングに置く必要があったのか?

高2になる息子の勉強の場所がいまだにダイニングテーブルだからです。子ども部屋が無いわけではないんです・・・息子が2歳のときに建てた我が家。子ども部屋もしっかり確保しました。小さいときにはプラレールが陣取り、小学校入学の時から学習机もその部屋に鎮座してます。

でも、勉強はいつもダイニングテーブル。食器棚も本や参考書にどんどん占領されてきました。カミさんが家事をし、横のリビングのソファーで私がごろんとテレビを見ているところでよくまあ勉強に集中できるもんです。

息子にとって居心地がいい場所だからそこにいるんだと思うから、自分の部屋に行けとは言ってません。子ども部屋にこもり、何しているかわからないよりいいかなって思っています。

自分家がこんな感じなので、お客さんと住宅の設計打合せをする際も、子ども部屋のありかたについてもよく話しをします。子ども部屋って本当に必要?子どもが個室を望んだときに対応できるような広めのオープンスペースがあるほうが豊かな生活空間ができるのでは・・・。子ども部屋はロフト等立体的に考えたほうが平面に余裕が生まれるのでは・・・

個室としての子ども室が必要な時期は限られています。その前後の期間が単なる物置空間にならないような計画が重要です。

住まいはそれぞれの家族の生活スタイルが反映されたものであって欲しいと願っています。

2007年4月11日 (水)

名刺作り

今日は少しまとまった時間がとれたので名刺のリニュアル。名刺で初対面の印象、アピールって変わりますよね。

とても名刺にこだわる友人が宮崎にいます。建築士会の研究集会・大会等のイベントで会うのですが、彼はそのたびにそのイベント用の名刺を作ってくるのです。「今回の名刺ちょうだい!」ってことになります。

日替わりでも作っていたのには驚きでした。毎朝、新聞の一面トップ記事を刷り込むんです。「今日の名刺ちょうだい!」ってなるそうです。

今度の私の名刺は二つ折りPhoto 。春山町の宿泊体験オープンハウスのPRを目的に作ってみました。

名刺やカードを作るには、エーワンラベル&カード作成ソフト「ラベル屋さん」(無料)が重宝します。縦書き横書き、フォント、図形、画像(トリミングOK)・・・なんでもござれです。

初対面でも名刺に書かれた情報で話が弾むこともよくあります。この名刺を使うのが楽しみです。

最近の写真

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