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2008年10月16日 (木)

200年住宅のつくり方 №5 基礎と土台の気密施工

Dodai03_2 012_2 Dodai02 コンクリートの基礎と木の軸組み(柱・梁)を繋ぐために、基礎コンクリートの天端に木の土台を敷き込みます。

この土台が水平でないと建物が歪んで建ってしまうので、敷き込み前にモルタルで高さを揃えておきます。

床で断熱をする場合は、床下の換気を良くするために基礎コンクリートと土台との間に敷物をして土台を浮かす工法が一般的になっています。これは、基礎に換気口をとると、鉄筋を切断することにもなり、開口部の隅にヒビが生じたりして、基礎の強度低下に繫がるからです。

床下の換気を良くするということは風の通りを良くすること。でも、梅雨時など湿度の高い時期には室内に湿気を引き込むこともあります。床の断熱部分の気密処理が悪いと押入れなどの湿気・カビの原因になります。

私たちの家づくりでは、床下も室内空間と同じですので、基礎コンクリートと土台との間には、粘着性の気密スポンジシートを挟み込み、外気が一切床下に入らないように施工します。基礎断熱と気密シートで外部環境に影響されない床下空間がつくれるのです。

鹿児島材で木造住宅
風雅匠房 深野木組

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本日 『かごしま住まいと建築展』に行ってきました!

御社の設計・施工した新築住宅・リフォーム住宅物件が賞をいただいていましたネ~!

おめでとうございます!(^^)/

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