明日から完成見学会
明日、明後日、鹿児島市のガーデンヒルズ松陽台での完成見学会。
お問い合わせいただきありがとうございます。
詳細はPDFチラシ(M_leaflet.pdfをダウンロード)でご確認ください。
さて、このお住まいの ブログのはじめに外観パース(完成予想図)を紹介していました。当然ですがそっくりに仕上がっています。CADソフトの優秀さにあらためて関心です。写真と比較してください。
完成を立体的にイメージできるのでお施主様も安心だと思います。
明日、明後日、鹿児島市のガーデンヒルズ松陽台での完成見学会。
お問い合わせいただきありがとうございます。
詳細はPDFチラシ(M_leaflet.pdfをダウンロード)でご確認ください。
さて、このお住まいの ブログのはじめに外観パース(完成予想図)を紹介していました。当然ですがそっくりに仕上がっています。CADソフトの優秀さにあらためて関心です。写真と比較してください。
完成を立体的にイメージできるのでお施主様も安心だと思います。
久しぶりの書き込みです。
今週末見学会(案内ちらし-PDF-Mleaflet.pdfをダウンロード )を開催しますので是非お越しください。
お待ちしています。
日時:2月13日(土)・14日(日)
AM10:00~PM5:00
場所:ガーデンヒルズ松陽台
鹿児島市松陽台町45-4
基礎工事が完了。いよいよ木工事(建て方)が始まります。
私たちがつくる家は基礎で断熱します。床下も室内になります。
だから床下には外気が入らないようにします。
そのためにまず、基礎コンクリートの上端と土台となる木材が密着するように、粘着性と収縮性のある気密テープを貼り付けます。
基礎コンクリートにはアンカーボルトが埋め込まれているので、それの両側に貼り付けます。
その上に土台になる木材を敷き込みます。
土台の他、床の受け材となる大引きも組みます。
大引きは鋼製の束(つか)で支えられています。
通常はこの上に床材を受ける根太(ねだ)と呼ばれる角材を打ち付けますが、その代わりに厚さ28㎜の合板を張ります。
土台・大引きに直接釘止めするので、水平方向の剛性が高まり、地震時の変形を抑えるので耐震性が向上します。(この家は長期優良住宅ですので、建築基準法が要求する耐震性の1.25倍の強度があります。)
柱は床合板張りに先行して立てます。各柱はそれぞれ計算により求められる金物で土台または基礎コンクリートに固定します。
建て方に先立って外部には足場が組まれています。
先に足場を組むことで、安全に建て方工事を行えます。
柱に2階の床ばり(梁)を差し込み、金具で緊結します。
格子状に梁が組まれるのでとても強くなります。
2階の柱を立て、1階の床と同様に28㎜の(ネダレス)合板で固めます。
小屋ばり(梁)を柱に差し込み、金具で緊結します。
小屋部分の床もまた、28㎜の(ネダレス)合板で固めます。
床を組んでから上部の工事になるので安全に作業が進められます。
棟木(むなぎ)を取り付け(これで上棟)、もや(母屋)やたるき(垂木)で屋根を形作ります。
屋根裏に太陽熱で床暖房をするOMソーラーの機械(ハンドリングボックス)があり、勾配が2段になる屋根になります。
天気に恵まれ、無事建て方が終わりました。
建築確認、長期優良住宅認定を経ていよいよ本体工事に着工です。
重機が入り、土間(床下)や基礎部分のすき取りをします。
外周部の基礎や内部の地中梁は地盤を荒らさないよう慎重に手作業で所定の深さで均します。
深さは周囲に設置した基準(遣り方)に糸を張り、確認して進めます。
床(とこ)掘りが完了しました。地中梁の様子がわかります。
砂利を敷きこみ、ランマーで転圧(締め固め)をします。
砂利地業が完了です。
この時点で、地中からのシロアリの侵入を防ぐため、接触毒のある薬剤を散布します。これは土壌処理と呼ばれ、この段階でしかできないシロアリ対策に効果の高いものです。
土間からの湿気が床下に上がらないよう、防湿フィルムを敷き込みます。
捨てコンクリートを打設します。このコンクリートにより、基礎の位置出し(墨出し)が正確にできます。
出された墨に従い、鉄筋を組みます(配筋)。
配筋状況です。
鉄筋を囲み型枠を組み立てます。外周部には、板状の断熱材(ポリスチレンフォーム)を貼り付けます。
鉄筋と型枠工事が完了したところで、第三者による検査を受けます。鉄筋の太さ、本数、ピッチ、型枠との離れ(コンクリートの被り厚さ)などをチェックします。この検査に合格しないと次の工程に進めません。
検査に合格し、コンクリートを打設する準備が整いました。
コンクリートの打設状況です。
コンクリートミキサー車からホッパーに移し、クレーンで吊り込んで打設します。
コンクリートの打設が完了しました。
コンクリートの硬化を待って型枠を解体します。
白く見えるのが断熱材です。床下換気口のない基礎断熱の家です。
外気が床下に入り込まないので、冬の寒さや湿気を室内に呼び込まない、快適な家になります。
Mさんの土地は前面道路より85㎝程高くなっています。
接道幅全体を駐車スペースとするため、既存の土留めブロックを壊し、敷地内にコンクリート擁壁を造らなければなりません。
擁壁の上に建物の基礎が乗る部分もあるので、より堅固なものにします。
土を掘り、鉄筋を組み立てます。
次に、コンクリートのせき板になる型枠を組み立てます。
生コンクリートを流し込み、十分に締め固めます。
コンクリートが固まるまで養生し、型枠を解体します。両側の型枠の幅を維持するための金属棒(セパレーター)の固定具(Pコン)の跡(くぼみ)は防水処理をします。
元の敷地の高さまで土を埋め戻します。地盤を十分に締め固めるため、20cmずつ埋め戻し、ランマーで転圧します。
埋め戻しが完了しました。
Mさんの家は、長期優良住宅。国から100万円の補助金が受けられます。
でもそのためには、さまざまな申請や手続きが必要です。
まずは建築確認申請。Mさんの計画している家が建築基準法やその他の関係法令に適合しているかどうかがチェックされます。
9月1日に鹿児島市に申請し、9月9日に確認済証が交付。
通常はこれで工事着工となるのですが、今回はまだまだ入り口。
建築基準法は最低限の基準を定めたもの。
長期優良住宅はそれを超える所定の性能があることを証明する必要があります。
そのために必要となるのが”住宅性能表示”。その全10項目のうち、「構造の安定」。「劣化の軽減」、「維持管理への配慮」、「温熱環境」の4項目について要求等級を満たしていることを説明する図面や計算資料を作成し、審査機関に提出します。
たとえば「構造の安定」では、耐震強度を高めるため、耐力壁の量を建築基準法の1.25倍にすることや、壁の配置・床倍率・接合部・基礎などのチェックが求められます。
その他の項目も同様に多くの規定があり、結構大変な作業です。そう簡単に100万円はいただけませんね。
OMソーラーの関係で瑕疵担保履行履行保険はハウスGメン。現場検査を一緒にするために、この”長期優良住宅建築等計画に係る技術的審査”もハウスGメンに依頼することに。
9月14日に依頼し、10月5日にようやく適合証をいただきました。
この適合証を添付して、鹿児島市役所に長期優良住宅の認定申請。
10月8日に待望の認定通知書を手にすることができました。
これでようやく建築工事に着工できることに。
長い道のりでした・・・・
土地が決まりホッとしたところで間取りの打合せ。
Mさんは家づくり教室に参加してから、思いついたこと、感じたことを書きとめ、目に留まった写真の切抜きを貼った”家づくりノート”を作っていらっしゃいました。
この一冊のノートが言葉では表現しきれないことを伝えてくれ、Mさんと設計者である私の家づくりへの思いのベクトルを近づけてくれます。
この中にはこれまでの住まいの変遷もあり、間取りと共に良かった点、悪かった点が書かれていました。
実際に住まわれた家から学ぶことが最も大切です。
モデルハウスや雑誌の写真からの”お気に入り”の積み上げでできた住まいは、費用が嵩むだけで、決して住み心地の良い家にはなりません。
生活して感じた良い点は採りいれ、悪い点には工夫をこらした家。これこそ住みやすく愛着のある家になるのです。
Mさんの具体的な要望、不満は・・・
1.今の住まいは寒い。床の表面温度が低い。
2.友達が来たときに、台所が丸見え。お互いリラックスできない。
3.小さくても広く感じる家にしたい。リビングとウッドデッキをつなげると広く感じる。
4.風通しを良くしたい。
5.模様替えが好きなので、フレキシブルな空間が欲しい。
6.洗濯動線を重視したい。物干しが外から見えないように。
7.2帖ほどの納戸があった住まいが使いやすかった。
8.トイレは2階にも。
そのほか、お子さまとの接し方や休日の過ごし方などをとりとめもなくお話しさせていただきました。
Mさんご一家の幸せなライフスタイルのイメージを膨らませてプラン作りが始まりました。
Mさんファミリーは現在、伊集院にお住まい。
ご主人の通勤と奥様のご実家へ行くのにどちらも便利との理由で選ばれたとのこと。
新居も伊集院、松元、春山周辺で探すことになりました。
売地情報をお送りし、事前に検討いただいた上で、7月11日に一緒に現地確認。
第一候補は鹿児島県住宅供給公社のガーデンヒルズ松陽台。
Mさんがそこに家を建てることを想定し、その土地のメリット・デメリットを説明しながら、上伊集院、春山、石谷などの7区画を見て周りました。
Mさんが最終的に選ばれたのは第一候補だったガーデンヒルズ松陽台。
お子様のこれからの通学を考えJR上伊集院駅に近いこと、そして良好な住環境が決め手となりました。
また、幸運なことに、公社が来年(平成22年)2月から3月にかけて住宅フェアを計画中で、弊社が出展メーカーとして土地購入することで、大きな土地値引きと外構工事等助成金を受けることが可能なのです。
フェア用地の中からMさんが選んだ区画は道路との段差が1mほどあり、建物と駐車場配置から、既存の擁壁(間知ブロック)を解体し、作り直す必要がありそうです。
また、方位も南北軸からずれていますが、かえっておもしろい配置の家になりそうです。
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