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2009年11月25日 (水)

建て方・・・上棟まで

基礎工事が完了。いよいよ木工事(建て方)が始まります。

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私たちがつくる家は基礎で断熱します。床下も室内になります。

だから床下には外気が入らないようにします。

そのためにまず、基礎コンクリートの上端と土台となる木材が密着するように、粘着性と収縮性のある気密テープを貼り付けます。

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基礎コンクリートにはアンカーボルトが埋め込まれているので、それの両側に貼り付けます。

その上に土台になる木材を敷き込みます。

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土台の他、床の受け材となる大引きも組みます。

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大引きは鋼製の束(つか)で支えられています。

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通常はこの上に床材を受ける根太(ねだ)と呼ばれる角材を打ち付けますが、その代わりに厚さ28㎜の合板を張ります。

土台・大引きに直接釘止めするので、水平方向の剛性が高まり、地震時の変形を抑えるので耐震性が向上します。(この家は長期優良住宅ですので、建築基準法が要求する耐震性の1.25倍の強度があります。)

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柱は床合板張りに先行して立てます。各柱はそれぞれ計算により求められる金物で土台または基礎コンクリートに固定します。

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建て方に先立って外部には足場が組まれています。

先に足場を組むことで、安全に建て方工事を行えます。

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柱に2階の床ばり(梁)を差し込み、金具で緊結します。

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格子状に梁が組まれるのでとても強くなります。

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2階の柱を立て、1階の床と同様に28㎜の(ネダレス)合板で固めます。

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小屋ばり(梁)を柱に差し込み、金具で緊結します。

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小屋部分の床もまた、28㎜の(ネダレス)合板で固めます。

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床を組んでから上部の工事になるので安全に作業が進められます。

棟木(むなぎ)を取り付け(これで上棟)、もや(母屋)やたるき(垂木)で屋根を形作ります。

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屋根裏に太陽熱で床暖房をするOMソーラーの機械(ハンドリングボックス)があり、勾配が2段になる屋根になります。

天気に恵まれ、無事建て方が終わりました。

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