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2009年10月28日 (水)

擁壁工事

Mさんの土地は前面道路より85㎝程高くなっています。

接道幅全体を駐車スペースとするため、既存の土留めブロックを壊し、敷地内にコンクリート擁壁を造らなければなりません。

擁壁の上に建物の基礎が乗る部分もあるので、より堅固なものにします。

土を掘り、鉄筋を組み立てます。

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次に、コンクリートのせき板になる型枠を組み立てます。

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生コンクリートを流し込み、十分に締め固めます。

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コンクリートが固まるまで養生し、型枠を解体します。両側の型枠の幅を維持するための金属棒(セパレーター)の固定具(Pコン)の跡(くぼみ)は防水処理をします。

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元の敷地の高さまで土を埋め戻します。地盤を十分に締め固めるため、20cmずつ埋め戻し、ランマーで転圧します。

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埋め戻しが完了しました。

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2009年10月26日 (月)

地鎮祭

10月4日 大安

地鎮祭を執り行いました。

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建物を作る前に、その土地に鎮まる神々に建築する由を奉告するおまつりが地鎮祭。

「とこしずめのまつり」、「じちんさい」、また地祭り、鍬入れ式などと呼ばれます。 

海の幸、山の幸をお供えし、土地の神さまをお招きしてお祓いのあと、施主や工事関係者が工事の無事を祈りながら、昔からのならわしに従って種々の所作をおこなうことで、着工の奉告をします。 

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2009年10月23日 (金)

申請手続き

Mさんの家は、長期優良住宅。国から100万円の補助金が受けられます。

でもそのためには、さまざまな申請や手続きが必要です。

まずは建築確認申請。Mさんの計画している家が建築基準法やその他の関係法令に適合しているかどうかがチェックされます。

9月1日に鹿児島市に申請し、9月9日に確認済証が交付。

通常はこれで工事着工となるのですが、今回はまだまだ入り口。

建築基準法は最低限の基準を定めたもの。

長期優良住宅はそれを超える所定の性能があることを証明する必要があります。

そのために必要となるのが”住宅性能表示”。その全10項目のうち、「構造の安定」。「劣化の軽減」、「維持管理への配慮」、「温熱環境」の4項目について要求等級を満たしていることを説明する図面や計算資料を作成し、審査機関に提出します。

たとえば「構造の安定」では、耐震強度を高めるため、耐力壁の量を建築基準法の1.25倍にすることや、壁の配置・床倍率・接合部・基礎などのチェックが求められます。

その他の項目も同様に多くの規定があり、結構大変な作業です。そう簡単に100万円はいただけませんね。

OMソーラーの関係で瑕疵担保履行履行保険はハウスGメン。現場検査を一緒にするために、この”長期優良住宅建築等計画に係る技術的審査”もハウスGメンに依頼することに。

9月14日に依頼し、10月5日にようやく適合証をいただきました。

この適合証を添付して、鹿児島市役所に長期優良住宅の認定申請。

10月8日に待望の認定通知書を手にすることができました。

これでようやく建築工事に着工できることに。

長い道のりでした・・・・

プラン決定

何度かのプラン打ち合わせの後、プランが決まったのは8月8日。

こんな感じの外観の家になります。

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間取りはこんな感じ・・・

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玄関と連続する玄関収納と納戸、そこからはキッチンに入れます。キッチンの後ろに洗面。、ここには勝手口があり、物干し用のサンルームにつながります。家事動線を第一に考えたプランです。リビングの横には20cm床を上げた”たたみの間”。ゆったりと家族がくつろげるまどりです。

最近の写真

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