200年住宅のつくり方 №14 内部下地状況
さて、内部はどんな状態になっているのでしょう?
1階の状況です。内部に耐力壁がないので、基礎の立ち上がりもありません。鋼製束で支えられた大引きの上に28㎜の構造用合板を敷き詰めます。(通常は大引きの上に根太を打ち付けます。)
キッチンの床は16㎝低くしています。壁は外側断熱なので壁の内部は空洞になります。この上にプラスターボードを貼り、珪藻土を塗って仕上げます。壁下地の外側に見えるのは構造用合板です。
2階の状況です。1階と同じで床は梁の上に構造用合板を張ります。
天井の仕上げがある部分には格子状に下地を組み、プラスターボード等を張り付けます。
鹿児島の木でつくる木造住宅
風雅匠房 深野木組
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