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2008年11月 7日 (金)

200年住宅のつくり方 №12 給排水配管

080216_061 建物を長期に使用していく間には必ず模様替え、リフォームがあります。

その際に障害になるのが給排水の配管。建物を長期で考えるとき、設備の更新のしやすさも考えておかなければいけません。

ここでは、さや管工法とヘッダー工法で施工しました。

080216_047080216_046給水管・排水管の基礎コンクリート貫通部分に、本来の管よりも一回り大きい樹脂製のパイプ(さや管)を打ち込み、その中を本来の給水管を通します。給水管を取り替える必要が生じたとき、コンクリートを壊さずに工事ができます。

床下の配管はヘッダー工法です。ヘッダーと呼ばれるユニットから各配管へ分岐されます。ヘッダーから各給水栓まで途中に分岐がないので、複数の水栓を同時に使用した場合でも、水量変化が少なく、安定した給水、給湯量が得られます。

更に2階への配管のためのスペースを室内から点検できる場所に設け将来に備えています。

鹿児島の木でつくる木造住宅
風雅匠房 深野木組

 

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