木造住宅プレカット工場
今日は来週棟上を行うT邸の柱や梁の木材のプレカットの状況を確認に行きました。
木材はすべて葉枯らしの天然乾燥材。 山で3カ月、製材後7ヵ月太陽と風でじっくり・ゆっくり乾燥させた木材。灰色に変色していても、プレーナー(かんな)を掛けると、きれいな色艶と香りがよみがえります。
プレカットとは、これまで大工さんが木材に1本1本切り込む形に墨で線を引き、鋸(のこ)や鑿(のみ)で切り刻んでいたものを、コンピュータと連動した機械で加工するもの。これにより、仕口の加工精度が向上し、品質が均一で、より耐久性の高い高品質な家をつくれます。また、工期の短縮にもつながります。
設計図をもとに木材の組立のデータを入力。寸法や仕口の形を決めます。このデータが機械を制御するコンピュータに送られると、流れてきた木材を自動で加工。いろいろな刃が回転し変わり、複雑な形の仕口の加工もあっという間に完了です。
来年1月20日(土)にこのプレカット工場と天然乾燥材を使用した木造住宅の構造見学会を開催します。ご興味のある方はココで詳しく。
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